昭和56年(1981)に当時の西ドイツ・ドルトムント市の市電GT-8型を広電が2両購入。冷房の取り付けなど、
広電での運転に伴う改造を行い76号/77号として翌年から運転を開始した。76号はシルバーに白と赤の帯、
77号はベージュに茶色のハイカラな塗装で注目を集めた。
当初は普通に営業運転に使用されていたが、近年は76号が車内にテーブルを設置するなど貸切専用車両
として活躍している一方で、この77号は台車に亀裂が発生し走行不能とのことで長らく休車状態で荒手車庫の
奥に留置されており、しばらく前からは「使用休止中」の張り紙も窓に張られていた。
平成18年(2006)1月9日に荒手車庫にたまたま立ち寄ったところ、この76号がいつも解体が行われる山側の
線路に止めてあったため見に行くと、すでにいくつかの部品がすでに外されていた。翌日、再び訪れたところ
すでに部品の取り外しが業者の手で行われており車内ではガスバーナーによる内装品の取り外しも行われていた。
今回は76号のための部品をできるだけ取ったあとで車体の解体を行ったようで
1月13日には全ての車体の解体が終了した。

残された76号は末永く活躍してもらいたい。
解体の様子








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